• 地域と共に支え合える会社
  • 皆平等に働ける環境づくり
  • 人のためになる仕事

障がい者の人達と日本一優しい会社を目指す。

クラフトビール醸造は、温度管理などの細かい作業もあるのですが、単調な繰り返しの作業や力作業も多く発生します。障がいの種類によっては、このような作業を得意とする方もいらっしゃるのではないかと考えたのが、障がい者雇用を始めたきっかけでした。私は障がい者を特別な目ることはせず、むしろ私たちが苦手な作業をカバーしてくれるパートナーとして考えています。

経営者としてではなく、母としての目線で考えた雇用スタイル

私たちは大田区の福祉課を訪ねて施設を紹介してもらい、たくさんの施設を回りました。その時に、もし自分の子に障がいがあったならば、きっとこの子を残して死ぬことはできないと考えるだろうと、親の立場から感じました。障がい者が独立するためには、最低ラインとして保険や手当てとは別に、自力で月5万円を稼ぐのが必要とのこと。障がいにも種類があることから、週5日間フルに働くことが厳しい方でも、例えば週に何日か大鵬で働き、月5万円以上の給金を得られるようになってほしいと思っています。

日本一優しい会社を目指して

HANEDA SKY BREWINGの店舗は、醸造風景の一部を客席から見ることができるため、自分が作ったビールを飲んでいるお客様の反応を実際に見ることができ、障がい者の働くモチベーションに繋がることを期待しています。個人個人の得手不得手を把握したうえで、障がい者が働きやすい環境を作り、毎月5万円以上を自力で稼げる方を増やすことは、私ども株式会社大鵬が目指す「日本一優しい会社」の重要なテーマなのです。